モジュール詳細:14

僕らの目が真実ではないなら、このモジュールも真実であるわけがないよね?

このモジュールには大きな14セグメントディスプレー、8つの三角形のボタン、1つのLED、3つの桁カウンターが含まれている。

まず、3つの初期値を求める(T0):

  • 爆弾にインジケーターが1つだけ付いているなら、そのインジケーターのラベルを3桁の三十六進法の数値と解釈することで、R,G,Bの初期値を得られる。
  • そうでなければ、シリアルナンバーの最初の3つの文字を三十六進法の数値と解釈することで、R,G,Bの初期値を得られる。

ディスプレーには最初に色のパターンが表示される:
黒、赤、緑、青、シアン、マゼンタ、黄、白
このパターンはディスプレーの赤、緑、青の色チャネルが加法混色で混ざったものである。

チャネルそれぞれは三十六進数を表している。
各数字は正常または反転表示で表示されている。
反転表示のディスプレーでは、通常オン状態のセグメントがオフになり、その逆も然りである。

あるモジュールが解除されると、カウンターが増加し、ディスプレーは新しい三十六進数の桁のパターン表示に変化する。

LEDの色は、各色チャネルの現在の合計値Tnと表示された三十六進数Dnに適用するべき関数に対応している:

指標色正常表示の桁反転表示の桁
白のLEDTn+1 = Tn + DnTn+1 = Tn - Dn
赤のLEDTn+1 = Tn + 2DnTn+1 = Tn - 2Dn
緑のLEDTn+1 = Tn + Dn
青のLEDTn+1 = 2Tn + DnTn+1 = 2Tn - Dn
シアンのLEDTn+1 = Tn + 2DnTn+1 = Tn - Dn
マゼンタのLEDTn+1 = Tn - Dn
黄のLEDTn+1 = Tn + DnTn+1 = Tn - 2Dn
黒のLEDTn+1 = Tn - DnTn+1 = Tn + Dn

いずれかの時点で合計が、

  • 35を超えた場合、36より小さくなるまで36を合計から引く。
  • -35より小さい場合、-36を超えるまで36を合計に足す。

すべてのパターンが表示されると、ディスプレーが真っ白になり、三角形のボタンがカラーパレットになる。
三角形のボタンを押すと、それぞれの色が選択される。
各セグメントを押すと、選択された色に変わる。

モジュールを解除するには、各構成要素の合計値の三十六進数をディスプレーに入力し、マイナスの場合は各桁を反転させ、加法混色で色を足す。

送信されたパターンが正しくない場合は、ミスが記録され、正しくない色のセグメントが表示される。
送信ボタンを押すと、元々表示されていた順番で表示を確認することができる。

付録A:14セグメントにおける三十六進数の文字表現リスト